新書:杮沼陽平《中国古代の貨幣》
- 単行本: 218ページ
- 出版社: 吉川弘文館 (2015/1/20)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4642057951
- ISBN-13: 978-4642057950
- 発売日: 2015/1/20
- 商品パッケージの寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm
内容(「BOOK」データベースより)
人間の貨幣への欲望はいつ生じたのか。中国古代の出土資料から貨幣の起源を探り、秦漢帝国が「貨幣統一」をめざした真相に迫る。人びとの日常生活から、貨幣の社会的意味を解き明かし、現代貨幣の意義をも照射する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
柿沼/陽平
1980年、東京都に生まれる。2009年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)学位取得。現在、帝京大学文学部史学科専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
目次
中国古代貨幣の世界へ―プロローグ
貨幣と国家(中国貨幣史の源流
半両銭の形とその意味
戦国秦と半両銭
帝国貨幣の胎動)
競合する貨幣たち(戦国秦漢時代の物価制度
価格競争のゆくえ
複数貨幣の共存と競存
並存する経済圏
中国古代の市場で買う)
人びとをつなぐ貨幣(生計と日常
富貴を欲し、貧賎を悪む
買物帰りの風景
交換の原理と場
貨幣と贈与の作法)
中国古代貨幣の特殊性―エピローグ
來源
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